+Wed.07.14.2010
DREAM.15
またまたやって来ました、さいたまスーパーアリーナ。DREAM.15
今ね、日本の格闘技は本当に冷え込んでるのよ。超不況!
基本、僕は会場に足を運び生で観戦するのは好きじゃない。
実際スカパー等のTV観戦の方が観やすいしね。
ところが、この格闘技の冷え込み具合が最近になり尋常な状態ではなく、
スポンサーも大手は降板するは、地上波放送はゴールデンタイムから外れるわ、
チケット販売は大苦戦だわでまさに存亡の危機。
かつて旺盛を誇った時代は2005年頃、その時は大晦日に紅白の視聴率を瞬間的に
凌駕するという怒涛の勢いだった。
その中心にいたイベントが「PRIDE」だった。
地上波は常にゴールデンタイムで視聴率は常に20%超え、会場は常に超満員。
企業からのスポンサー収入もケタ違いと、とんでもない格闘技ブームだった。
世界一ファイトマネーが高く世界一のファイターが集い、そこにはまさしく
世界一過酷な舞台があった。
それがPRIDEだった。
そんな中、週刊現代が絶頂期だったPRIDEと暴力団関係者との関与を
一方的に毎号の様にメインで大バッシング。
今の大相撲と酷似した状況に陥った。
ホリエモンとのごたごたをも抱え込んでたメインスポンサーのフジテレビが
この記事によりPRIDEの地上波中継からいち早く撤退、地上波という最大の飛び道具を
失ったPRIDEは一気に勢いも後退。
すると大手企業スポンサーも続々と撤退。
遂に唯一のライバルイベントだった米国・UFCに買収される事になった。
その後、一度たりとも開催される事はなくPRIDEは消滅した。
PRIDEはデカくなり過ぎた、だから海外のビッグマネーに目を付けられた。
今回開催されたDREAMはそのPRIDEを創世記から作り上げてきたstaff達が
立ち上げた言わばPRIDEの後継イベント。
PRIDEという異常に大きく成りすぎたビッグイベントの影と幻想に
常にイベンターもファイターもファンもDREAMを重ねて見ていた。
しかし、規模も知名度も想像力も遠くDREAMはPRIDEに及ばない。
もう一度、あの熱を。
イベンター・ファイター・ファンが今、世間に対して出来うる
最高のマッチメイクとパフォーマンスを届けるべく、この日は青木真也と川尻達也が戦った。
この二人はPRIDE後期に現れた、軽量級において世界に誇れる逸材。
PRIDE消滅後、沢山のPRIDEファイター等が海外や国内の舞台に
続々と去っていく中で、二人は旧PRIDEスタッフ等が新たな舞台を用意してくれる事を
信じて待ち続けた。
それがDREAMだ。
旗揚げから日本のMMAを牽引してきた二人。
互いにその存在を常に意識してきた二人。
MMAというジャンルをその若さで背負う気概を持ち合わせた二人。
見たい様で見たくない、そんな二人の戦いを今回は見ることが出来ました。
「おまえが居る。俺がある。」
二人がくちを揃えて出した言葉。
結果は30秒という秒殺劇による青木の圧勝ではあったが強く意志とロマンのある攻防だった。
感動し少しだけ涙した。次は9月、名古屋開催!絶対行こ。